歌川広重の東海道五拾三次の浮世絵と同じ構図で現在の写真を撮りながら、京三条大橋から江戸日本橋を目指す旅。
偶然、京都三条大橋に着いたのは、西国街道で東寺を目指す自転車旅の終焉だった。歌川広重の東海道五拾三次の浮世絵と同じ構図で、現在の宿場の写真を撮りながらお江戸日本橋を目指す旅を思い立つ。いつ着くかは分からない。でも、江戸に着いたら歌舞伎町で遊ぶンだ。
歌川広重の東海道五拾三次の浮世絵をたどり、現代の風景と重ね合わせる自転車旅。今とむかしを感じつつ、京から江戸へ逆進で撮った全55枚。
京都三条大橋から大津走井の月心寺を経て琵琶湖を望み、大津宿から瀬田の唐橋へ。東海道五拾三次の自転車旅、幕開け。
徳川幕府は諸大名を朝廷に近づけない政策のため、東海道は京を通らない。江戸日本橋から大坂高麗橋までの五拾七次が本来の東海道なのだ。大阪の高麗橋から大阪城を横目に、守口、枚方、淀、伏見の宿場を進み、髭の茶屋追分まで走ってみた。
JR瀬田駅を出発。草津宿、石部宿を経て横田川の渡しまで。JR三雲駅から瀬田駅へ引き返す、午前中だけの旧東海道東進。
JR三雲駅から水口宿、滋賀県(近江の国)最後の土山宿を経て、西の難所の鈴鹿峠を越えると三重県(伊勢の国)に突入。
鈴鹿峠越えは、成り行きで国道1号の鈴鹿トンネルを抜けるルートで進んでしまった。やはり旧街道の旅、旧鈴鹿峠を通ってみたい、という衝動に駆られた。
JR三雲駅からの旅。三重県(伊勢の国)坂下宿から関宿、亀山宿、庄野宿、石薬師宿、四日市宿まで。桑名宿まで進みたかったがタイムアップ。
桑名宿から宮宿までの間は、旧東海道で二ヶ所あった海路のうちのひとつ「七里の渡し」が控えている。どのルートで進むか検討してみる。
近鉄四日市駅から桑名宿へ、「七里の渡し」は佐屋街道で行こうと計画したものの・・・。愛知県に入り宮宿、鳴海宿、池鯉鮒宿、岡崎宿へ。無計画で今日はどこに泊まろうか。翌日は岡崎から藤川宿、赤坂宿、御油宿を経て吉田宿まで。無計画、行き当たりばったりを楽しむ2日間。
前回終了の吉田宿のある豊橋からスタート。青春18きっぷで地元を夕方出発し、夜更けの豊橋に前日入りする。今回は早朝から走り、金屋宿まで80kmほど行ければと思っていた。それがなんと、自転車がそんなことになるとは・・・
冬の青春18きっぷで大阪駅発の始発電車に乗り、浜名湖に浮かぶJR弁天島駅へ。行き着くところまで行く1泊2日の自転車旅。2日間とも天気は最高、澄み切った富士山を見るのだぞっと。
いよいよ、旧東海道随一の険しい箱根峠を越える二泊三日のプラン。薩埵峠から見る富士山も楽しみだ。前回終了の静岡までの旅費を安く上げるため、春の青春18きっぷ発売を待っていた。週間天気予報を見ながら行くか行かぬか、よし!行こう。
京都三条大橋から江戸日本橋を東海道五拾三次で目指す旅。前回ついに箱根を越え関東へ突入。東海道五拾三次自転車旅も最終章、小田原から出発し、今回でお江戸日本橋のゴールを迎えられるだろう。江戸に着いたら歌舞伎町でブイブイっと遊ぶンだ。