三島大社から箱根峠、箱根宿、小田原 その2

京都三条大橋から江戸日本橋を東海道五拾三次で目指す旅。今回は静岡市の府中宿からスタートし絶景の富士山を望みながら三島宿と進んできた。今日は三島大社へお参りし、箱根峠を越えるため、今も残る旧東海道の石畳の険しい登り坂を自転車を漕ぎ、そして押し歩き、さらには担ぎ上げて進んできた。峠はまだかいな。

石原坂。

かぶと石。兜を伏せたような形をしている事から呼ばれている。別の説では秀吉の小田原征伐のときに休憩した際、兜をこの上に置いたからとも言われている。

接待茶屋。看板しかない。茶屋で休憩しようと思っていただけにショックはデカい。

接待茶屋跡から少しだけ国道1号を進まねばならん。くだりのワインディングを数台の消防車がサイレンを鳴らし駆け下りて行く。

甲石坂。甲石は元々はこの付近にあったそうな。

箱根竹という竹やぶの中を登っていく。

箱根竹は煙管の管に使われていた。そういえば管にちょうどいい太さではある。

 

北斗欄干と書かれた記念碑入り口に東屋がある。

芦ノ湖カントリー。もうすぐ箱根峠だぜぃ。

箱根エコパーキングの脇に並ぶ、なにやら書かれたオブジェ。

イェーイ!やっとこさ着ました、箱根峠でございます。

箱根の親不知、脚気地蔵。実の親と知らず殺して金品を奪うという、不運な親子を憐れんで村人が建てた供養塔。いやいや、その息子が大ばか者なだけじゃないか。

峠に似合うフェラーリ328GTB。やっぱフェラーリは後ろ姿がイケてる。

旧街道の箱根峠はまだ上に登らねばならない。ということで、箱根くらかけゴルフ場へ通じる道路を漕ぎ上がる。看板も何も無いが、きっとここが旧東海道の箱根峠。標高855m。長かった静岡県(伊豆の国)さようなら、神奈川県(相模の国)こんにちは。いよいよ関東じゃん!

箱根の山は外輪山なので箱根峠を境に芦ノ湖のほとりの箱根宿まで下って行く。という事はこのあと箱根宿から小田原に降りるときも、一旦外輪山を登らないといけないのか。ちょっとうんざり。

箱根宿

上段:今昔マップon the web 明治29年測図 明治31年発行地形図  下段:Google Map 2018

天保14年(1843年)の東海道宿村大概帳によると、箱根宿は、本陣6軒、脇本陣1軒、旅籠屋36軒、宿内家数197軒。元和四年(1618年)に小田原宿と三島宿から各50軒ずつを移して設置された宿場で、元和五年(1619年)に箱根関所が設けられた。江戸時代には東海道有数の大宿であった。江戸日本橋まで、あと24里35町。

ここは挟石坂。のぞき込むとめちゃめちゃ急な階段。さすがに自転車担いで降りられそうに無い。ちょいと国道1号へ迂回する。すると道の駅箱根峠があるので、すかさず寄ってみる。

道の駅箱根峠からの景色はいいがガスで見通しが悪い。

芦ノ湖に着いたら遊覧船にでも乗ろうか。

今気付くが、そういえば朝ごはんを食べてなかった。ていうか夕べ晩ご飯もたべてねえな。道の駅箱根峠で山菜うどん大盛りをいっとく。やはり関東風、ダシが黒いのにはやっぱ慣れない。

うどん屋のおっちゃんによると、さっきまでガスで真っ白だったらしい。これでもようやく景色が見えるようになったンだとさ。

箱根 湖水図

歌川広重 東海道五拾三次 箱根 湖水図 保永堂版

箱根の山の険しさを表現するため、天に向かって突き上げる峰々と、急斜面の山裾を下っている大名行列。この画は、左に見える芦ノ湖へと下る権現坂付近と思われる。岸辺には箱根神社の屋根が見え、山並みの向こうには富士山がうっすらと見えている。

広重の画は江戸側からの風景らしいが、京からの逆進の旅なので箱根峠を下る途中からの風景。残念ながらガスで富士山は見えないし、晴れて無いので色味も悪い。

外輪山の下り坂を満喫。さんざん登り坂を登ってきたご褒美ご褒美。

箱根へと入る。

断念した挟石坂のその先が気になり少し寄り道、向坂。ここから赤石坂へと続き、さっき断念した挟石坂を登ると箱根峠につながる。

芦ノ湖の海賊船には大量の観光客が乗っている。ほとんど大陸の方だろうか。勢いよく雲が流れていくが、まだ富士山は見えない。Lake Ashi!中学英語で出てきたな。

デートか釣りか、みんな楽しそう。眺めているとなんだか虚しくなってくる。

カップルで鴨にエサやり、楽しそう。えぇな~としか感じない。

箱根駅伝の復路スタート地点。

箱根関所の付近は観光地化されていて、団体さん、家族連れ、カップルとにぎやか。でも一番にぎやかなのは大陸の方々。

箱根関所の京口門までみやげ物屋が軒を連ねる。

復元された箱根関所京口御門。

復元された箱根関所。

中には役人たちの人形が並んでいる。

出女改め。人形はなぜかライトグレー。

カラー仕様の出女改めは、資料館にいる。

復元された足軽番所。

牢屋もあったり。

発掘された見張り台があったり。箱根関所はなかなか楽しい。

ここが有名な箱根杉並木。砂利道をガシガシ進む。

賽の河原付近から、波の高まる芦ノ湖と箱根神社の鳥居を望む。やはり富士山はどこにも見えない。