熱田神宮から鳴海宿、池鯉鮒宿、岡崎宿 その1

今日は四日市から出発し桑名宿、宮宿と走り、熱田神宮でお参りした。熱田神宮を後に次の宿駅である鳴海宿を目指す。

七里の渡し跡と熱田神宮の間に建つ標石。

JR東海道線の踏切を渡る。JR東海カラーの新快速。

名鉄名古屋本線。準急佐屋行き。

笠寺商店街。近くに観音さんがあるようだ。

笠寺観音。池の何かにエサやりに夢中。

笠寺一里塚。

丹下町常夜燈。寛政四年(1792年)に建立。ここが鳴海宿の西の端にあたる。

鳴海宿

上段:今昔マップon the web 明治24年測図 明治26年発行地形図  下段:Google Map 2017

天保14年(1843年)の東海道宿村大概帳によると、鳴海宿には、本陣1軒、脇本陣2軒、旅籠68軒、家屋847軒があった。江戸日本橋まで、あと87里11町7間。

旧街道の趣き。黒壁の通りに黒Tシャツの親子。

鳴海宿。

鳴海宿本陣跡。山車の車庫だろうか。おもてはゴミステーションになっている。

トヨタビスタ。なつかしい。

鳴海宿本陣跡の周辺には江戸風情は残っていないなと。

名古屋第二環状高速の巨大な高架道路を過ぎると、突如タイムスリップしたのかと思うほどのレトロ感に襲われた。

西町山車車庫。

電柱と電線がないというのはナイス景観。

小塚家住宅。市指定文化財。

岡家住宅。市指定文化財。江戸風情。

古民家が連続して建っているこの風景はとてもすばらしい。

竹田邸。市指定文化財。

竹田邸。初代庄九郎屋敷跡で主屋は江戸期の建築。

松柏苑。どのお宅も「ありまつ」と染められた絞り暖簾がゆれている。

信号待ちで有松についてスマホで調べていると、「絞りの久田」さんから感じのよいお姉さんが顔を出してきた。「何か探してますか?」と聞かれ、「きれいな町並みなもんで有松について調べてました。」と答えると、「ありがとう、イラストマップをどうぞ。」と、有松めぐりのガイドマップをくれた。「名古屋の人ですか。」「兵庫から自転車で東京を目指しているねん。」「えー、なんでこの暑い時に?それもそんな軽装で。」と足元の草履を見ながら聞かれ、「今日は四日市からなんで。でも暑いししんどいわ。」などとしばらく話し込んだ。

神半邸。「日本料理やまと」と「石釜パン ダーシェン力蔵」というお店になっている。

藍と絞りの店 中濱。こちらは国登録有形文化財。

鳴海 名物有松絞

歌川広重 東海道五拾三次 鳴海 名物有松絞 保永堂版

鳴海宿の画は鳴海宿の東半里ほどにある有松村。当時、有松村は絞り染めの産地として有名で絞り染めの浴衣や手ぬぐいは国内需要の大半をまかなっていた。東海道に面した絞り染めを商う店が二軒建ち並んだ様を画いており布地や浴衣がつるし売られている。街道を行く駕籠の三人連れや軽尻に揺られる人はすべて女性。

絞り問屋 井桁屋と服部邸土蔵、その先は絞り工房ゆはたや。寛政三年に建築された。この界隈は絞り問屋が軒を並べ往時の面影をとどめている。

レトロなお店もあったりする。

寿限無茶屋 手打ち麺処。

有松アトリエ。

有松の旧街道らしい町並みもいよいよ終わる。南に少し行くと織田の奇襲により今川義元を討ち取った桶狭間古戦場

阿野一里塚。

逢妻川を渡ると池鯉鮒宿。逢妻川という文字をみて嫁さんに会いたくなった。というほど長時間離れていない。

池鯉鮒宿

上段:今昔マップon the web 明治24年測図 明治26年発行地形図  下段:Google Map 2017

天保14年(1843年)の東海道宿村大概帳によると、池鯉鮒宿には、本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠35軒、家屋292軒があった。江戸日本橋まで、あと84里17町7間。

知立市中町付近。江戸時代には馬市や木綿市が開かれていて賑わっていた。

池鯉鮒宿。これといった遺構が見つけられないまま、池鯉鮒宿の真新しい標石をながめる。池鯉鮒宿という名は、知立神社の御手洗池に鯉や鮒がたくさんいたから。

慶長9年(1604年)徳川家康の命により造られた松並木。当時は並木八丁と呼ばれ、馬市の馬をつなぐためにも使われていた。

昭和34年の伊勢湾台風で多くの古松が倒されてしまったため昭和45年(1970年)に158本の補植が行われた。

来迎寺一里塚。塚に植えられる樹木は榎だが、この塚は代々松の木といわれる。一里塚は一里ごとに街道の両側に造られていたが、現代まで両塚とも完全に遺されているのは大変珍しいらしい。

反対側の一里塚は駐車場の奥にある。

池鯉鮒 首夏馬市

歌川広重 東海道五拾三次 池鯉鮒 首夏馬市 保永堂版

副題は首夏馬市とあり、首夏とは陰暦四月のこと。馬市は毎年4月25日から5月5日まで池鯉鮒宿の東の野原で行われていた馬の市。のんびりと草を食む馬たちの中を風が吹き渡っている。初摺りには地平線になだらかな山がうっすらとしたシルエットで画かれている。

知立の東部、田んぼが広がる地区を見つけた。上手く一本木もあるし遠くにはうっすらと山のシルエットも見える。当然ながら馬はどこにもいない。