竹内街道 日本最古の官道 その1  古市古墳群

堺をうろちょろした日、竹内街道(たけのうち)を進むことにした。堺市の大小路から奈良県葛城市の長尾神社に至る竹内街道は、日本書紀の推古天皇21年(613年)の条に「難波ヨリ京ニ至ル大道ヲ置ク」(京とは飛鳥の事)と記されていた難波大道などと同様の、日本最古の官道。聖徳太子が小野妹子らを派遣させた遣隋使。その遣隋使が中国大陸からの帰国に際して、大陸から訪問してくる使者のために立派な道路が必要だと考え、外交の道として整備したものともいわれている。時代は流れ聖徳太子信仰が盛んになると、聖徳太子御廟や叡福寺などの霊場へ参拝する信仰の道としても需要があった。江戸時代には、お伊勢参り、當麻詣、大峰詣などが盛んになり、宗教の道として旅籠や茶店などが軒を連ねていたらしい。

宿院には石灯篭が対で建っている。上から左海、たばこ、包丁鍛冶と書かれている。

阪堺電車を眺めつつ。

堺市立市小学校の塀には南蛮貿易時代の陶壁画が続く。

堺東(通称ガシ)にある堺市役所。展望フロアからは仁徳天皇陵が見えるらしい。

南海高野線の踏み切りを渡る。

JR阪和線の踏み切りを渡る。

ラブホを見ながら西除川を渡る。

松原の道標。

大座間池に立つアンテナ塔。NHKのラジオ放送所。

野中寺の近くに建つ木製の常夜燈。金色の鳳凰が載る。

仁賢天皇陵。

峯ヶ塚古墳。公園の噴水オブジェももちろん前方後円墳。

西浦白髪山古墳(清寧天皇陵)。この近辺は歩道橋からちょっと見渡すだけで古墳があるある。

白鳥陵古墳。

墓山古墳。

近鉄古市駅を出発し左へルートを取る南大阪線各停。真っ直ぐ進むのは長野線。

白鳥神社。

右大坂、左大和路。

石川に架かる臥龍橋。天気が悪い。

石川を渡る近鉄電車。マルーン/シルキーホワイトのツートン車体とアースブラウン/クリスタルホワイト/サンフラワーイエローラインの車体の混合編成。

大黒の大黒寺への道標と、法華寺への道標。

虫籠窓の旧家。

しぶい旧家。

山が近づいてきた。

雰囲気のある駒ヶ谷の集落。

近鉄上ノ太子駅。

近鉄吉野特急。

太子の町並み。

シブい町並み。

石畳の街道はとても雰囲気がいい。

大道旧山本家住宅。茅葺の切妻屋根の両側を本瓦葺とした江戸末期の民家。

座敷、シモミセを配する典型的な古民家。

土間にはカマドが配置されている。

文化交流館。聖徳太子が全面的にフューチャーされている。

旧街道には軽トラが似合うねぇ。

竹内街道歴史資料館などあるが寄らない。

道の駅、近つ飛鳥の里太子。つり橋を渡り寄ってみる。

特産は米、みかん、椎茸、トマトなどなど。