大阪の北部に箕面の滝という大滝がある。紅葉のてんぷらと100円猿で有名な箕面の滝。そして車でデートといえば箕面の滝というぐらい大阪ではメジャースポット。明治の森箕面国定公園を、おっさん2人で登ってみる。
グーグルアースで見てみよう。市街地から少し登るだけで大自然が感応できる。
今昔マップon the web
阪急箕面駅の西側。終端の駅なのにホームが湾曲している。なぜ? 答えは今昔マップにあった。
箕面有馬電気鉄道であった明治44年当時の地図を見ると、なんと箕面駅は巨大なループ線だった。方向転換するのが手間だったため線路を丸く敷いてしまえ的な発想。今の駅のホームが湾曲しているのは当時のループの名残りのよう。
阪急箕面駅前。ハイカーが多い。
駅前からしばらくはお土産屋が連なる坂道を登っていく。写真を撮っている間に後輩はとっとと登って行った。
箕面スパーガーデン改め大江戸温泉物語。閑古鳥が鳴いていた温泉施設が今では大賑わい。忘年会をしようと予約をしたがいっぱいで取れなかった。
以前、自転車で滝まで登ったので今日もそのつもりだった。でも一の橋から先は自転車乗り入れご遠慮下さい、とのこと。しゃーないので歩いて登る。でも滝道は登らずあえて脇道へ入っていく。
滝へ登る滝道をあえて通らず、脇登山道を進む。
なぜか野口英世の銅像
大阪市内まで見渡せる。
距離はたいしたことないが脇道を行ったせいか勾配がややきつかった。ということで箕面滝に到着。
最近、猿は野性に戻すため追い払っているらしい。1匹たりとも遭遇しなかった。ひと昔前、上の駐車場やこの辺一帯は我が者顔の猿で溢れていた。100円渡すと自販機でジュースを買うというのは有名な話。
箕面大滝。水量が減っているためポンプでくみ上げているというウワサはマコトナリカ?
帰りはハイカーに気を付けながら駆け足で下りていく。
瀧安寺でお参り。
絵が描ければ楽しいだろう。
料亭が並ぶ。
雰囲気はいい。
箕面名物、紅葉の天ぷらはひとつづつ手揚げされる。それにしても天ぷらやが多いが、そんなに売れるものなのか。
箕面ビールを買って帰ろう。