石見銀山遺跡とその文化的景観

高品質な銀をヨーロッパや東南アジアなどにも大量に輸出していたアジアを代表する銀鉱山である石見銀山。14世紀初頭に大内氏により発見され、その後16世紀には博多の豪商神屋寿禎が銀鉱脈を掘り当て、新技術により良質な銀の大量生産を可能にした。17世紀には江戸幕府の直轄地となり最盛期となる。一帯には20世紀に閉山されるまで使われてきた鉱山跡や関連建造物が数多く残っている。

家族で世界遺産!

松江、出雲、大田と山陰をめぐる家族族旅。松江では松江城のお堀をめぐるコタツ屋形船クルーズと、現存十二天主の松江城。出雲では出雲大社をお参りし出雲そばに舌鼓。そして浜田から石見銀山と温泉津温泉という、かなりベタで地味なプランに子供たちは少々ブーイング。このシブさがまだ分からないトシゴロ。

ひとまず、石見銀山世界遺産センターへ到着。お決まりの記念写真を撮ったり。

まずはお勉強。銀山のウンチクがてんこ盛り。

間歩を再現した通路もあったり。

大森町でまたまた蕎麦を食う。伝統的重要建造物群保存地区のこの付近には、代官所跡や名主の住宅なんかがある。レンタサイクルでも借りて、ウロウロしたいところだが、寒さと地味さで家族から猛反対を食らう。もちろん龍源寺間歩なんかも見に行く気さえないらしい。あぁ来る季節を間違えた。

車で通りすがりの五百羅漢。

じっくり見たいが寒さで却下されるのだ。

温泉津温泉。ここでも思春期のお兄ちゃんは行かないって言う。

薬師湯であったまる。

風呂上りに屋上で涼む。家族で世界遺産「石見銀山」、家族からのブーイングと自分の欲求不満が溜まるだけであった。